▼セミナー紹介
超高齢社会を迎え、認知症患者数は増加傾向にあります。団塊の世代が後期高齢者となる2025年には認知症患者はおよそ700万人にものぼると言われております。 そこで今回のテーマは『認知症高齢者の病態別食支援』と題して、大阪大学大学院歯学研究科・准教授の野原幹司先生にご講演いただきます。
認知症患者は、症状の進行によって生じる摂食困難や嚥下障害、拒食や栄養障害など日常生活をおくる中で大切な“食の問題”を抱えています。施設に限らず病院や在宅でも介護者の苦労は絶えません。食事介助がうまくいかないと低栄養や誤嚥の原因となり、生命予後に直結することもあり心理的にも非常に消耗するものといえます。
この講演では、具体的な考え方やケアの方法までを詳しく解説いたします。
▼講師
野原幹司
大阪大学大学院歯学研究科 顎口腔機能治療学教室
准教授
<専門分野>
摂食嚥下障害, 栄養障害, 音声言語障害
睡眠時無呼吸症, 口腔乾燥症
▼日時
2023年12月9日(土)
18:30〜20:30(受付開始19:00)
▼参加費
1,000円(医師・歯科医師は2,000円)
※現地支払い
▼会場
沖縄県立美術館・博物館(博物館講座室)